人間の行動を数式で表す学問の研究

カテゴリー:夢にちかづく
タイトル:ニュートンが予測できなかった「人間の狂気」を表現する数式ができた!
リード:大学で、人間の行動も、株価の動きも数式で説明できる「経済物理学」という新しい学問を研究しています。だれかがやったことを後追いするのでなく、自分が新しい価値を生み出していくことができるのがうれしいです。
仕事内容:経済、流行…人間の活動を数式で表すモデルを研究する
お名前:高安 美佐子(タカヤス ミサコ) さん
大学名 東京工業大学

なんでこの仕事があるの?

なんでこの仕事があるの?

「研究者」って、どんな仕事をするのでしょうか。毎日新しい発見や発明をしているの? 成績がよくないと研究者にはなれないの?  東京工業大学で、経済の現象を新しい科学の方法で研究している高安さんに聞いてみました。

どんなところが楽しい?

どんなところが楽しい?

約250年前、ヨーロッパでは株価が大暴落しました。その時、ニュートンは大損をして、『私は、天体の動きは予測できるが、人間の狂気は予測できない』、と言ったそうです。現代の物理学は・・・

どうしてこの道に?

どうしてこの道に?

小学生の時、父親の仕事の関係で2年間イギリスの学校に通っていた高安さんは、イギリスにいる時も、日本に帰って来てからも、まわりの人との言葉や考え方の違いを感じ続けたといいます。そんな時、興味を持ったのが自然科学の世界。

どんな仕事?

どんな仕事?

高安さんの研究室には、さまざまな企業や研究機関から、経済活動や人間の行動が記録されたデータを分析してほしいという依頼が寄せられます。たとえば、大手の銀行からは「ドルと円の為替レートが、どう変化してきたか」・・・

プロフィール

本人写真
高安 美佐子(タカヤス ミサコ)さん

東京工業大学大学院 総合理工学研究科 知能システム科学専攻

1963年生まれ。学生のころはいろいろな国に行って、異国文化にふれるのが楽しかった。しかし最近は、休日にちょっとドライブして、日本らしい景色を発見すると、わくわくします。

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