どんなところが楽しい?

NGHペレットの品質を調べて実用化をめざす

三井造船が作る天然ガスハイドレート(NGH)のペレット。直径約2センチ。

NGHペレットの品質を調べて実用化をめざす

天然ガスハイドレート(NGH)は、直径約2センチのキャンディーのような形のかたまり「ペレット」です。NGHはシャーベットのような状態で生成されますが、ペレットにするとガスと水が分解しにくくなるので、輸送や貯蔵が簡単になります。三井造船がペレットを作る技術は世界一と言われています。このペレットの品質を調べるのが、三町さんの仕事です。

「早くたくさん作れても、良いものでなければ使えません。輸送や貯蔵するときに品質のよいNGHとは、ガスがいっぱい詰まっていて、分解しにくいものです。たとえば、分解しないためのひとつの方法は温度を下げることですが、それなら何度くらいで貯蔵したら分解しないで安定しているか、といったことを調べます。ペレットを抜き取って性質を調べ、どの条件で作ったり、貯蔵したら良いNGHができるかを評価するのです」

誰も知らないことをやっているから、新しい発見がいっぱい!

誰も知らないことをやっているから、新しい発見がいっぱい!

温度、圧力、ガスの入れ方、かき混ぜ方…いろいろな組み合わせの中から、品質の良いNGHを作るための条件を探します。

「こんな条件だったらいいものができるだろうな、とかある程度は予想します。予想通りの結果が出た時はもちろんうれしいですが、予想通りでないことのほうが多いくらいです。でも、予想と違ってもそれは間違いではないんです。私たちは誰も知らないことをやっているのだから、違っていてもそれは新しい事実なのであって、とても有効な情報なんです。『わかりませんでした』で終わったらダメですが、調べて理由を考えて『こういう理由でダメでした』というところまでやればOKです。わからないことをわかるようにするのが、私たちの仕事だと思っています」

NGHが日本のエネルギーの主役になる日を夢見て

船の上でNGHを製造し、輸送することも計画されています。(写真提供:三井造船株式会社)

NGHが日本のエネルギーの主役になる日を夢見て

NGHの実用化に向けて三町さんが実現したいことは何か、聞いてみました。

「私はNGHを運ぶ船に興味があります。運んでいる間に分解しないように、現在はマイナス20℃に保って輸送する設備を考えています。でもこの温度をもう少し上げて0℃に近づけたら、冷やす装置にもっとお金がかからなくなるので、より安く皆さんに届けられます。船の上に製造設備を載せて、ガス田から掘り出した天然ガスをそのまま使ってNGHを作ることも計画されています。NGHが日本のエネルギーの主役になる日が早く来るといいな、と思っています」

応援メッセージ

夢は年齢とともに変化するかもしれないので、できないことがあってもあまり自分を追い込まないでください。何かあっても、そのとき、そのとき、自分にできることを精一杯やれば、それなりに道は開けます。

しごと傾向グラフを作ろう!

サイトを見て回って、気になった仕事をチェックしてみよう。自分の傾向をグラフ化して見ることができるよ!

あなたのお仕事の傾向

現在のグラフをクリアする

  • 今すぐ役に立つ
  • 新しい価値を生む
  • 1人でがんばる
  • チームでがんばる
  • じっくり取り組む
  • 人とかかわる
  • モノを相手にする
  • 事務所で働く
  • 研究室・工場で働く
  • 会社の外でも働く

しごと傾向グラフを印刷する

本サイトは経済産業省の委託により、「キャリア教育と理系の魅力」の情報発信のために、学校法人河合塾が作成しました。
Copyright©2009 Ministry of Economy, Trade and Industry.All Rights Reserved.
河合塾