どうしてこの道に?

みちのり

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中学生のボク

1学年1クラス(20名ほど)しかない小さな学校で、クラスメイトは全員きょうだいみたいなものでした。陸上部に入り、生徒会長も務めました。

高校へ

家から一番近い高校へ進学。それでも片道20km弱あったので、バイクの免許をとるまでは自転車で通学しました。バスケ部に入り、土日も部活に打ち込みました。塾などないド田舎でしたから、学校の授業以外の勉強は一切やりませんでした。

大学から就職へ

バスケ部の友人が関東の大学の推薦入試を受けると言うので「じゃあ俺(おれ)も」といっしょに受験したところ、運良く合格しました。成績が一定以上ではないと奨学金が打ち切られるので、勉強はまじめにやりました。お世話になった先生が植物バイオ分野で有名な方で、その先生の紹介でサントリーに入社、青いバラの開発に加わることになりました。

青いバラの開発は、これで終わりではありません。終点ではなく次への始まりなので、夢の第一歩だと考えています。

できなかった試験問題へのこだわりが、人生を決めた

できなかった試験問題へのこだわりが、人生を決めた

「塾などない田舎ですから、中学・高校時代は、学校の授業以外の勉強はほとんどしていません。地域全体が、家の手伝い、部活、友達との遊び、どれも手を抜かずにやれ、という雰囲気でした。『宿題があるから手伝いはできない』なんて言うと、ゲンコツがとんできました」

生物が好きで大学の理学部(生物学科)に進学しましたが、大きな転機になったのが大学の試験問題。
「『アグロバクテリウムについて説明しなさい』という記述問題にほとんど答えられず、くやしかったので試験が終わってから必死で調べました。そうしたら、これが実におもしろい。自然の中で遺伝子組換えをやってのけるスゴイやつだとわかったのです」
このアグロバクテリウムという細菌こそ、青いバラの遺伝子組換えに使うものでした。その後、この研究で有名な先生の研究室に入り、卒業研究でもアグロバクテリウムの実験をしました。
「ぼくは要領が悪いので、人が5日働くところを7日働けばそれだけ研究が進むと信じて、毎日夜中まで実験室にこもって実験していました」

そして、この時のノートは、今も勝元さんの会社の机の中にあり、時々読み返すそうです。勝元さんにとっては、技術が進歩して、便利な器具がいろいろ登場してきても、研究を支えるいちばん大事な基本となっているそうです。

チャンスがめぐってきた時、つかみそこねない準備が大事!

チャンスがめぐってきた時、つかみそこねない準備が大事!

「実家が農家でもともと植物や動物に興味があり、大学でも植物の研究をし、そういう仕事に就けたらいいな、とは思っていましたが、好きなことが仕事にできたのは本当にラッキーだったと思います。大学の卒業前に、ちょうどサントリーから大学の先生に『植物の組織培養ができる学生はいないか』と話があり、『やってみたい』と手をあげたのです。
はっきりした目的や夢を描けないときでも、目の前のことにいっしょうけんめい取り組んでいれば、将来絶対役に立ちます。チャンスがめぐってきた時につかみそこねないように準備しておけたらいいですね」

数学・理科の思い出

中学では、夏休みの自由研究で水草を使った光合成の実験をやりました。実験装置は学校の理科室にあったものを借りました。水草が入った水槽に横から光を当て、間に赤・青・緑のガラス板を挟み、「光の波長によって水草から出る泡の量が異なる」ことを確認したかったのですが、ライトを近くに当てすぎたせいで、ガラス板が割れてしまって…「どうしよう。先生にどうやって謝ろう」と、ものすごくあわてました。

わたしのハッ!と体験

「泣こかい 跳ぼかい 泣こよっか ひっ跳べ」

中学時代の先生がよくおっしゃっていた言葉で、鹿児島のことわざです。「自分の前に流れている小川を飛び越えて渡れるかどうか迷っているとき、泣くくらいだったら思い切って跳んでみなさい」という意味です。ある決断をしなければいけないとき、できない理由ややりたくない理由をあれこれ考えるよりも、前向きに考えていくことの大切さを教えてくれる名言で、サントリー文化の代名詞でもある「やってみなはれ」という言葉に通じるものだと思っています。

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