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化粧品の買われ方を分析して、たくさん買ってもらえる方法を考える

営業担当者とのうち合わせ。分析データを営業の仕事に活用してもらいます。

化粧品の買われ方を分析して、たくさん買ってもらえる方法を考える

「この化粧水は、平日の夕方、大きな駅の中にあるドラッグストアでよく売れている。ということは、会社帰りのOLが買っている可能性が高い。それなら、OLが好きそうな感じの看板を出したり、並べ方をかわいらしく工夫したら、もっと多くのお客様に商品を知っていただき、使っていただけるようになるはず…」

このように、商品の買われ方や特徴に関するデータを分析して、資生堂の化粧品をよりたくさん買ってもらえる方法を考える「マーケティング」が、石原さんの仕事です。調べて考えたことを提案書にまとめ、営業を担当する人を通して、お店に役立ててもらいます。「この化粧水を買う人は、このパックをいっしょに買っている」「○月になると、さっぱりタイプの商品がよく売れはじめる」など、基礎となるデータがしっかりしているほど、お店の人は提案をよく受け入れてくれます。

お店にぴったりな商品はコレです!

お店にぴったりな商品はコレです!

たくさんの商品をあつかっているお店の人は、商品の特徴を必ずしもすべてのよくわかっているとは限りません。また、資生堂にも商品はたくさんありますから、どれが自分のお店にぴったりなのかよくわからないことも多いのです。そこで、資生堂の営業担当者は、石原さんたちが作ったデータと提案書をもとに、それぞれのお店の特徴にあわせて、一番ぴったりな商品選びや販売方法を紹介するのです。

データを作る時も、お店の人の気持ちになって考える

データを作る時も、お店の人の気持ちになって考える

石原さんが、資生堂に入ってはじめて就いたのは、「マーケティング」ではなく、「営業」の仕事でした。そのとき、ただお店の方に商品の紹介をしたり打ち合わせをするだけでなく、実際にお客様が買い物をするようすを見たり、商品を並べるのを手伝ったりして、売り場のしくみやお店の人がどんなことを考えているかを、じかに体験しました。
「自分でお店の仕事を手伝った経験があるから、お店の人の気持ちがわかるんです。今やっているマーケティングの仕事でも、必ずお店の人の気持ちになってデータのまとめ方を考えるようにしています」

資生堂の商品で、みんなにハッピーになってもらいたい!

資生堂の商品で、みんなにハッピーになってもらいたい!

自分が提案したとおりの売り場になって、売り上げが伸びたときがいちばんうれしい、という石原さん。お店に立ち寄ったとき、資生堂商品をレジに持って行くお客様をみると、思わず「ありがとうございます! 」と言いたくなるそうです。
「お店でもよく見かけるのですが、リップクリームやマスカラをちょっとつけるだけで、顔が明るくなって印象がすごく変わりますよね。化粧品って、キレイになるためだけでなく、元気や自信のもとでもあると思います。資生堂の商品で、新しい自分を発見する喜びをよりたくさんの人に知ってもらいたいです」

応援メッセージ

勉強でもその他のことでも同じですが、あきらめず努力したことで得られる自信は、後々あらゆることにつながります。その時の苦労が大きいほど、乗り越えたときには大きな自信になると思いますので、どんなこともがんばってください。

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