対人地雷除去機の開発と運用

カテゴリー:人の命を守る
タイトル:地雷原が、半年後に一面のキャベツ畑になる感動!
リード:戦争で埋められた地雷を除去する「対人地雷除去機」を開発。地雷を除去するだけでなく、現地の人が使えるよう指導して、国造りをお手伝いするのは、技術者だからできる国際貢献です。
仕事内容:対人地雷除去機を通した国際援助に取り組む
お名前:柳樂 篤司(ナギラ アツシ)さん
会社名 株式会社小松製作所

なんでこの仕事があるの?

なんでこの仕事があるの?

「地雷」は、だれかが踏んだりさわったりすると、爆発して被害を与える兵器です。地雷を土の中に埋めておけば敵の侵入をふせぐことができますが、戦争が終わっても、誰かが取り除くか爆発させないかぎり、・・・

どんなところが楽しい?

どんなところが楽しい?

対人地雷除去機が土けむりをあげて作業をしていると、地元の人たちが待ちかまえていて、マシンが通った後にすぐに種をまいていく。そして半年後には一面にきれいなキャベツ畑ができるんです。もう、感激の一言ですよ。

どうしてこの道に?

どうしてこの道に?

歴史が好きだった柳樂さんが感じたのは「日本はすごい国だなあ」ということ。さまざまな困難を乗り越えて、世界でもトップの発展を遂(と)げた日本。その発展を支えていたのは“技術”です。

どんな仕事?

どんな仕事?

コマツの作った対人地雷除去機は、地雷を取り除くだけでなく、爆発にそなえ運転席には防弾カバー、遠隔操作のためのラジコン装置、破片を回収するしくみ(オプション)など、安全技術のすべてを結集したものです。

プロフィール

本人写真
柳樂 篤司(ナギラ アツシ)さん

株式会社小松製作所 建機マーケティング本部 海外営業本部 地雷除去プロジェクト室

1965年生まれ。多いときは出張で年に100日以上海外にいることも。中学時代にがんばったサッカーは、今ではたまに子供とするのが楽しみ。

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