どうしてこの道に?

みちのり

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中学生のボク

サッカー部で活躍。日本の歴史の時間が好きでした。

高校へ

日本の歴史を勉強して“技術”が日本の発展を支えてきたんだ! と感じ、自分でも数学や理科をいっしょうけんめいやりました。

大学から就職へ

海が好きだったのと、ちょうど関西国際空港の建設で海洋土木が注目されていたので工学部の海洋工学科へ。四国で一人暮らしを始めました。大学の研究で、海のうめ立てに使う建設機械の研究をしてコマツを知りました。「技術力があって、世界で活躍できる会社」だと、就職を決めました。

転機

入社後は建設機械の新しいしくみの研究をしていましたが、1998年から地雷原でも活躍できる建設機械の開発に参加。2003年には地雷除去機を完成しました。

地雷の埋まっている国は、まだ世界に七十数カ国あります。そのすべてで地雷除去機が活躍することが夢。

歴史を学んで“技術”にめざめた

歴史を学んで“技術”にめざめた

「じつは、最初から国際貢献やボランティア活動に関心があったわけじゃないんです」と柳樂さん。
中学生のころ、歴史が好きだった柳樂さんが感じたのは「日本はすごい国だなあ」ということ。江戸時代の鎖国から明治維新、太平洋戦争と、さまざまな困難を乗り越えて、世界でもトップの発展をとげた日本。その発展を支えていたのは“技術”です。
「パナソニック、ソニー、ホンダ、トヨタ…。みんな小さな町工場から始まって、世界のトップ企業になった。だから僕も『理系を勉強しなくちゃ』と思っていました。食べていくには“技術だ”と」

高校生の頃、ちょうど関西国際空港が建設中で、埋め立てや護岸工事などをする海洋土木に興味をもち、海洋工学部へ進学。やわらかい海底の土木工事で活躍する建設機械の研究をしていてコマツのことを知りました。同じ頃、英会話学校の先生が外国人だったことで、海外への関心も高まりました。

好きなことをとことんがんばることで、今の仕事にたどりついた

無線でマシンを操縦して作業をしています。

好きなことをとことんがんばることで、今の仕事にたどりついた

コマツに入社した柳樂さんは、機械の構造や電気による制御の勉強をしながら、建設機械の新しい技術を研究しました。
「『空気を吹きつけて地面を掘る』という技術を研究していた1998年ころ、カンボジアから『地雷原で働ける機械を作ってくれないか』という話がきました。『地雷原でまず木を切り、そのあと空気で溜まった木を吹き飛ばせばいいのでは』と考え、『やらせてほしい』と手をあげました。自分の技術を国際支援に生かしたい、と思ったんです。結局、空気で吹く方法はうまくいかなかったけれど、木を切る機械は買ってもらえた。それが今の仕事の始まりです」

1998年から1999年にかけて、柳樂さんはカンボジアでこの機械の使い方を指導しながら、“地雷の国”に住む人たちの姿を目の当たりにしました。そのころの日本の法律では、地雷除去機は兵器の1つとされていて、輸出はできませんでした。しかしその後、「対人地雷除去」は人を助けることだと認められ、2002年に法律が改正されて対人地雷除去機は輸出が許されたので、本格的に対人地雷除去機の商品企画を始め、2003年に完成しました。

「地雷の仕事にかかわるようになって約10年。ぼくは、好きなことをやるのが一番だと思っています。いろいろがまんしながらやっていくうちに、新しいものが見つかったり、周囲が応援してくれてチャンスが来たりする。自分自身も、そうやって、今の仕事にたどり着いたと思います」

数学・理科の思い出

本当は歴史が好きだったんです。でも、歴史の本を読んで日本は「技術」を向上させることで発展したということを知り、数理の「理」があればいろいろなことに使える、すごい! と思いました。

わたしのハッ!と体験

中学校へ入学したころの成績は下から数えた方が早いくらいでしたが、サッカー部の先生に「文武両道」が大切と言われ、両方ともいっしょうけんめいにやったら、あまり強いとはいえなかったチームが地区大会で優勝。それで、「やればできる」と思うようになり、勉強もがんばって、高校へ進むころには「中の上」くらいになりました。

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