生きるとは「いのち」を大事にすること。安心して「いのち」を託すことのできる医療・看護・介護、心のケア。また、不治の病気への挑戦。さらに「いのち」の源となる、農作物を生産する技術に挑む先生たち
バイオマテリアル研究新時代~たくましく、オリジナルに進め!
赤池 敏宏(東京工業大学/生命理工学)
349年目に解明されたミジンコの謎~環境が動物の性を左右する
井口 泰泉(自然科学研究機構/内分泌学)
楽しく学ぼう~知的好奇心に火をつけて
石川 勉(千葉大学/創薬化学)
能力を高めておけば就職難もこわくない。夢に挑戦しよう!
伊藤 智夫(北里大学/薬学)
人体のしくみは解明途上、さまざまな現象に興味を
井端 泰彦(京都府立医科大学/神経解剖学)
あなたが発見する薬が、人類に幸福をもたらすことに
岡島 史和(群馬大学/生理化学)
「知恵」を「理論」に育て、未来に備える~被災地における保健師の役割
奥田 眞紀子(奈良県立医科大学/在宅看護学)
学びの原点は「疑問に感じ、自ら考えて行動し理解する」
奥村 康(順天堂大学/免疫学)
ハケンを解雇され自分が本当にやりたいことを考えた
垣花 渉(石川県立看護大学/体力科学)
放射線を正しく理解し、正しく怖がろう
小島 周二(東京理科大学/放射線生命科学)
夢や感じたことは、いつも心にとどめ、時々思い出して考えていよう
鈴木 康之(岐阜大学/医学教育学、小児科学)
研究室を飛び出し、放射線被ばくについて情報発信中
田内 広(茨城大学/放射線生物学)
ChangeをとらえてChanceを見出す。それこそ理系
竹本 佳弘(東京医科歯科大学/創薬科学)
未知なるものを探求し、創造しよう~21世紀の再生医療を私達の手から
辻 孝(東京理科大学/再生医学)
君たちの前に未知があり、君たちの後に道ができる
續 輝久(九州大学/分子遺伝学、放射線生物学)
脳科学的「想定外」、そして医師志望者に望むこと
飛松 省三(九州大学/神経科学)
サイエンスは個性とプライド~医師から転身
半田 宏(東京工業大学/遺伝子発現制御、ナノビーズテクノロジー)
やるべき時に努力するプロになれ!~学ぶ機会は大学以外でも
深見 希代子(東京薬科大学/生命医科学)
誰よりもはやくウイルスの秘密を発見し、役立てる喜び
福士 秀人(岐阜大学/ウイルス学)
ボストンマラソンの勇者~自分の夢に言い訳しない
増保 安彦(東京理科大学/創薬ゲノム科学)
薬の副作用も解明する臨床薬理学への招待
山本 康次郎(群馬大学/臨床薬物動態学)
人が生活していくためには、まず家が必要。それから、上下水道の整備、電気・ガスなどエネルギーの供給。道路や鉄道を作り、通信や放送設備も整える。社会を支えるそれらを安定・安心して使えるようにする技術に挑む先生たち
2つの専門を駆使して、原発事故の情報発信と支援に貢献
伊藤 哲夫(近畿大学/原子力安全学、放射線生物学)
被災現場で大転換の必要を痛感。工学分野の災害研究
鵜飼 恵三(群馬大学/地盤環境工学)
一人でも多くの命を救うために~防災学は学問の壁を超える
卜部 厚志(新潟大学/地質学)
安全便利だけではない、長く愛される美術としての建築
越後島 研一(越後島設計事務所/建築意匠学)
人の歴史は知恵の歴史。知恵の連鎖に参加しよう
尾家 祐二(九州工業大学/情報ネットワーク工学)
仙台のケヤキ並木も戦後復興の都市計画で生まれた
岸井 隆幸(日本大学/都市計画)
「大切なもの」から出発した学びは豊かな人間力に
北原 理雄(千葉大学/都市計画)
風景は人間の原点~風景の理解は復興への道標
齋藤 潮(東京工業大学/風景論)
最先端の通信技術研究者が若い人に期待すること
笹瀬 巌(慶應義塾大学/デジタル通信方式)
まちづくりはまさに今から始まる~なし得なかった課題へ挑戦の時
佐藤 滋(早稲田大学/都市設計・計画、まちづくり)
普通の人でも後世に残るものが作れる~土木技術者への道
柴山 知也(早稲田大学/沿岸域の防災)
教科はタテワリ、でも本当の現象はヨコツナガリ
宿谷 昌則(東京都市大学/自然のポテンシャルを活かす建築環境システム)
「交通」は経済学でも勉強できる。工学とは限らない!
正司 健一(神戸大学/交通政策)
本当の学びは、未知の解を見つけるために「問い」続けること
鈴木 直義(静岡県立大学/情報教育)
最悪事象を想定して建物は限りなく安全に!
竹脇 出(京都大学/建築学)
自分の適性は、探したからといって見つからない
田村 幸雄(東京工芸大学/建築構造、耐風工学)
この悔しさを乗り越え、若い力で明るい未来を
奈良 宏一(福島工業高等専門学校/電力システム工学)
勉強の先の「知恵」。自ら考え責任ある行動を取れる大人に
新堀 雄一(東北大学/原子力バックエンド)
傷ついた郷土に寄り添おう!失った目標も取り戻せる
西垣 通(東京大学/情報学)
技術の結果をわかりやすく伝える力がいのちを守る
信岡 尚道(茨城大学/土木工学)
読書、旅、友人、1つ1つの出合いを大切に
林 能成(関西大学/地震学)
津波にはとにかく避難、防浪ビルや避難ビルの整備も
松冨 英夫(秋田大学/水工水理学)
人に喜んでもらえる仕事を探して、文学から土木工学へ
宮川 豊章(京都大学/土木工学)
自然と融合する暮らしを支え、人を喜ばす仕事をしたかった
宮里 心一(金沢工業大学/コンクリート工学)
Knowledge is power. 知識が力になり、将来をひろげる
宮地 充子(北陸先端科学技術大学院大学/情報セキュリティ)
社会の安心・安全は「公共インフラ」から~阪神大震災を経験して
宮本 文穂(山口大学/土木工学)
地理学の目で災害を読み解く~地震災害は地盤が鍵だ!
村山 良之(山形大学/地理学)
人の命を救う交通工学~逆転の発想で信号無視が減少
安井 一彦(日本大学/交通工学)
ミネルヴァの梟(ふくろう) ~学者の役割、実務家の役割
山地 憲治(東京大学/エネルギーシステム工学)
海からのエネルギーを使うために~専門知識も総合性も
吉田 宏一郎(東京大学/海洋構造工学)
学ぶと初めてその先が見えてくる~ある建築学者の軌跡
渡邉 昭彦(東京電機大学/建築計画、建築設計)
安心・安全な社会を作るためには、人や、企業や、政府はどのように働けばいいのだろう。また、そうするためには、どのような社会のしくみや法律を作り、政策を立てることが必要だろうか。互いに“協力”し合う気持ちも尊重しながら、そのあり方を研究している先生たち
親の勧めた機械工学で就職、でも再び学んで刑法学者に
大嶋 一泰(岩手大学/刑法)
「3.11」後、活発化する学問の問い直し。さあ、君も!
小内 透(北海道大学/社会学、教育社会学)
デザインとは問題を美しく解決する知恵~産業や地域活動も
黒田 宏治(静岡文化芸術大学/社会・地域デザイン)
国歌の比較社会学~刻まれた歴史と人の思い
髙坂 健次(関西学院大学/理論社会学)
素朴な疑問を大切に~心理・行動の謎を解く
諏訪 康雄(法政大学/雇用政策)
脱原発社会をどう作るか、政治学は正面から向き合う
千葉 眞(国際基督教大学/政治思想専攻)
学校で学ぶと奇蹟が起こる~すべてはよりよく生きるために
橋爪 大三郎(東京工業大学/理論社会学)
大事なのは「何をやりたいか」よりも「何をやれるのか」。“プロフェッショナル”になれ!
本田 由紀(東京大学/教育社会学)
司法的正義、教育、被害者支援~広がる司法の仕事
前野 育三(関西学院大学/刑事政策)
自分・社会を知る学問は、より良い選択への回り道
正村 俊之(東北大学/社会学)
復興は共同体自治へ~便利・快適よりも幸せや尊厳を
宮台 真司(首都大学東京/社会学)
政治学という学問と震災~政治の力が問われる今
山口 二郎(北海道大学/行政学)
世界を意識しよう~地震直後、情報はむしろ海外のネットから
山田 真裕(関西学院大学/政治学)
声と陽だまり~震災後のある風景から
山本 泰(東京大学/社会学)
生活するにも仕事をするにも、さまざまな“物(モノ)”が必要。安くて丈夫で使いやすいモノを作るには、どんな材料で、どんな技術で、どんな作り方がいいのか? ものづくり大国・日本を支える研究に挑む先生たち
学ぶとは、自分が社会で役立つチャンスが与えられること
荒川 雅生(香川大学/最適化工学)
自分たちの力を信じよう~化学者の立場から
石原 一彰(名古屋大学/有機合成化学)
日本を元気にするのはやはり科学・技術。今こそ物理を学ぼう
今井 元(日本女子大学/半導体デバイス)
実学(役に立つための学問)の薦め ~もっと危機感を!
江刺 正喜(東北大学/マイクロシステム)
情報システムは創造の可能性を無限に拡げる
掛下 哲郎(佐賀大学/情報工学)
好きこそものの上手なれ~ゲーム少年が音響研究者に
梶川 嘉延(関西大学/音響信号処理)
ニュートンは間違っている?!~物理0点の高校時代
川上 正博(豊橋技術科学大学/生産システム工学)
夢中になったら結果はついてきた~米のパンも、ベンチャーも
小山 清人(山形大学/高分子物性工学)
自然との調和を重んじる日本からこその省エネルギー
澤木 宣彦(愛知工業大学/半導体材料物性)
自分を知るための努力を~デザイナーにもそれが必要
清水 敏成(日本大学/インダストリアルデザイン)
人生の岐路は、自分の責任で決めてこそ
清水 優史(前橋工科大学/生体工学)
小型航空機は原子炉を空撮~目前の課題に全力を
砂田 茂(大阪府立大学/航空宇宙工学)
学びとは「真面目に考えられる」ようになること~仙台からのメッセージ
竹茂 求(国立仙台高等専門学校/物性理論、細菌検出技術)
一生涯持ち続けられる目標は意外なところに
棚橋 隆彦(慶應義塾大学/電磁熱流体)
暗号研究(理系)を生かし歴史(文系)も楽しむ
辻井 重男(中央大学/情報セキュリティ、暗号理論)
今こそ勉学を~夢を捨てず、がむしゃらに学ぼう
遠山 文雄(東海大学/宇宙工学)
自問自答=学問の方法~熱電変換効率向上をめざして~
中津川 博(横浜国立大学/物性物理学)
アルバイトができるのは誰のおかげ?~インフラ維持はなぜ重要か~
西垣 正勝(静岡大学/情報セキュリティ)
学びは他人との競争ではない~歯車を中心に日本を牽引
林 輝(東京工業大学/歯車工学)
働きながら博士号、ついに科学者になる夢を実現
林 康明(京都工芸繊維大学/プラズマ科学)
「才能」あるものの「責任」とは~人類が全生物に負う責任
平田 隆幸(福井大学/非線形科学)
現場に対し謙虚に~それでも学問は役に立つ
藤本 隆宏(東京大学/ものづくり経営学)
新たな「視点」を獲得し、大学でさらに深める
藤原 学(龍谷大学/機器分析化学)
異分野同士の知識の融合が人に優しいシステムを生み出す
松本 直文(足利工業大学/デザイン最適化、システム最適化)
大人になる前の今こそ、将来への夢を語ろう!
諸角 建(拓殖大学/画像工学)
材料研究の進展こそ、新しいエネルギーの時代をひらく
山口 勉功(岩手大学/材料工学(製錬工学))
AI[人工知能]からIA[知能増幅]へ、人の社会生活の支援へ
山口 高平(慶應義塾大学/人工知能)
中学・高校の数学が研究者になっても役立った
山田 実(金沢大学/量子電子工学)
品物が売れて、利益が生まれれば、会社は新しい製品の開発もでき、社員の給料も払える。安定してモノが作れ、お金が流通することが、産業も人の暮らしも支える。そのための経済のしくみ、会社のあり方を考えている先生たち
見かけが全く違うものの中に共通点を見つけ出す
飯島 淳一(東京工業大学/システム理論、 情報システム)
学ぶことの重要性~放送大学学長を務めて
石 弘光(一橋大学/財政学)
「ダモクレスの劍」になった原子力~経済学へのきっかけー
伊藤 誠(東京大学/政治経済学)
ノーベル賞の「理論」と格闘。理論研究こそ役立つ
井堀 利宏(東京大学/財政学)
経済史はすごい!数千年の歴史を読み解き、貧困に挑む
岡崎 哲二(東京大学/経済史)
都市を豊かにする産業立地論~「憧れ」は学びの起爆剤に
柏木 孝之(西武文理大学/産業立地論)
人の世を動かす「なぜ」を考える
楠木 建(一橋大学/経営学)
国を治め民を生活苦から救う学問、経済学
黒坂 佳央(武蔵大学/マクロ経済学)
大学に入ったら、自分を磨こう。世界に貢献できるように
紺野 登(多摩大学/知識経営論)
学者は悲惨な災害に接しても情緒的反応に終わらない
榊原 清則(法政大学/経営学(組織論・戦略論))
思い通りにならない相手の気持ちを理解する
坂田 隆文(中京大学/マーケティング研究)
ビジネスを究め伝え、働く人を笑顔に
志村 勉(山形大学/技術経営学)
まさかの時の損失を少なくするために~経済学は「良い社会」を目指す
田中 悟(神戸市外国語大学/経済政策)
人の価値は、その人がどんな選択をするかで決まる
長瀬 勝彦(首都大学東京/行動意思決定論)
経済データを読み解けば、「通説」とは違う世界が見えてくる
羽森 茂之(神戸大学/計量経済学)
金融工学で「お金の力」を最大限に引き出す方法を考える
枇々木 規雄(慶應義塾大学/金融工学)
震災は「効率」の研究者に「無駄」の定義の再考を迫る
松井 正之(神奈川大学/経営工学)
環境の変化こそ、将来を考える機会~触発されたものを信じて
溝口 周二(横浜国立大学/管理会計)
若者も、中堅世代も、高齢者も、誰もが良い担い手になってこそ、新しい社会が作られる。学校だけでなく、地域も協力し、学びの楽しさを伝えると同時に、専門性も社会性も兼ね備えた人を育てる。そのための方法を考え、そういう担い手づくりも行う先生たち
常識を疑ってみよう~生きるための力
乾 彰夫(首都大学東京/教育学)
社会は常に変わり続ける~自立しながら支えあうための学び
潮木 守一(名古屋大学/教育社会学)
どのようなことを学ぶかを決めよう。道は自然にひらかれる
角屋 重樹(国立教育政策研究所/科学教育)
本当に必要なのは「想定外」に対応できる知~大学教育の役割
川口 昭彦(独立行政法人 大学評価・学位授与機構/大学評価方法開発)
震災後再確認した「スポーツ科学を学ぶ」ということ
木村 和彦(早稲田大学/スポーツ経営学)
数学が持つ3つの積極的な意義~試験のためでなく
熊倉 啓之(静岡大学/数学教育学)
「3.11」を経験した「ゆとり世代」に贈る宿題
関 隆晴(大阪教育大学/動物分子生理学、キャリア教育)
あらゆる体験にマイナスはない!~逆境で見出した生涯の研究テーマ
寺崎 昌男(東京大学/日本近代大学史・教育史)
SAVE IBARAKI~機能停止の大学で学生が起こした奇跡
土井 隆義(筑波大学/社会学)
これからの日本を担う皆さんへ~教育の「仕組み」を作る立場から
德永 保(国立教育政策研究所/教育政策の企画と実現、学校管理運営、教育財政運営)
「何のために学ぶのか」は変な問い?
中井 俊樹(名古屋大学/大学論)
悲しみを力に。天災に立ち向かう学問を作ろう
速水 敏彦(名古屋大学/教育心理学)
とことん悩んだ!人生とは自分で編む物語
松下 佳代(京都大学/教育方法学)
人はみんな生きている。けれど「なぜ生きるのか」という問いに答えるのは難しい。だからこそ、言葉を通して語り合い、文学や音楽、美術や演劇、祭りや宗教などを生み出す。そんな人間のさまざまな表現活動や歴史などから、人間の本質に挑む先生たち
俺にできないはずはない、この瞬間にできないだけだ
浅野 裕一(東北大学/中国哲学)
人が意識していないものを現すのが、文学。もっと社会への発信力を
石原 千秋(早稲田大学/日本近代文学)
AKB48の社会学~インターネット社会大解剖の魅力
稲増 龍夫(法政大学/メディア文化論)
被災の道に点々と供えられた花、それが文学
今村 楯夫(東京女子大学/アメリカ文学・文化)
対話こそ学び。「本当にそうなの?」が問題解決へ
大塚 裕子(公立はこだて未来大学/応用言語学)
CMの「上を向いて歩こう」はなぜ心に響くのか?
岡田 暁生(京都大学/音楽学)
「虫の目」スタンスと「鳥の目」スタンス
小田中 直樹(東北大学/フランス社会経済史 )
愛と希望の解明に、先端の位相幾何学で挑む!
落合 仁司(同志社大学/神学・位相幾何学)
災害に思いをはせる歴史研究が、復興の力に
河原 温(首都大学東京/中世ヨーロッパ史)
「ふたたび廃墟に立って」~82歳哲人の追想
木田 元(中央大学/現代哲学)
英作文を学ぶのは、相手を説得するための技術をみがくこと
熊本 たま(名古屋外国語大学/英語教育、応用言語学)
収集したデータのすべてを失った文化人類学者がいた
栗田 博之(東京外国語大学/文化人類学)
言葉は時に無力で空疎、されど人間を立て直すのも「言葉」
紅野 謙介(日本大学/日本近代文学)
運命の「出会い」をキャッチする。君は変わる
越川 芳明(明治大学/現代アメリカ文学)
過去の思想を学ぶのは未来を切り開くため
小島 毅(東京大学/中国思想史)
合理的に解決できない世界観も問う、宗教という観点
島薗 進(東京大学/宗教学)
文学は、苦しみと悲しみの中から人生の高みを目指す
舌津 智之(立教大学/アメリカ文学・文化)
文明の転換点に立って~3/11以降の世界の新たな構築
高橋 世織(日本映画大学/イメージ論、言語芸術論)
福沢のすすめ~危機の時にこそ彼の精神を
巽 孝之(慶應義塾大学/アメリカ文学)
自分の中の自分と他人
谷川 道雄(京都大学/東洋史)
自分の思想の言葉を鍛えて世界に向き合う
坪井 秀人(名古屋大学/日本近代文学)
「専門」とは何だろう~柔軟に絶えず見出して
中川 正(三重大学/文化地理学)
細分化された心理学、人間と社会への広い視界を
永田 良昭(学習院大学/心理学)
学びは変わらない~「今まで通り」がなぜ必要か
沼崎 一郎(東北大学/文化人類学、民俗学)
大震災とともに考える~優先順位の組み換えが生み出す新たな「価値」
野家 啓一(東北大学/科学哲学、現代哲学)
トラウマを癒しへ。作品の力を最大限に引き出す文学研究
原 英一(東京女子大学/イギリス文学)
言葉の力、文学の言葉の可能性、そして文学者の使命
原田 範行(東京女子大学/18世紀英文学)
多言語化がつくる、外国人にも住みやすい社会
日比谷 潤子(国際基督教大学/社会言語学)
今こそ歴史を真剣に問おう~震災後の価値観を探して
福井 憲彦(学習院大学/近代ヨーロッパ史)
村上春樹・魯迅…越境が育てた東アジア文学を震災で感じた
藤井 省三(東京大学/現代中国語圏の文学と映画)
選択の基準は「好きなこと」。だから納得できる
山田 敬三(神戸大学/中国文学)
生活の基本は衣食住。快適、機能的、便利に暮らすためモノや技術。そこにファッション性、おいしさ、心地よさ、さらに音楽・絵画などが加われば、気持ちにゆとりができて、元気が出るかも。そんな生活を豊かにする技術を追い、生み出す先生たち
食感って物理!食べ物の「おいしい」を追求する食品物理学
上野 聡(広島大学/食品物理学)
映画は無力か~人が人らしく生きる社会に芸術は不可欠
寺脇 研(京都造形芸術大学/映画をめぐる評論)
インターネットとの出会いが、デザインの可能性を広げた
若林 尚樹(東京工科大学/デザイン学)
宇宙・地球、生命、もののあり方など、まさに自然界のなぞに挑もうとする先生たち。そこでの発見は、電気や薬などを生み、人間の生活を大きく変えてきた。今なお、人間の健康を守り、地球と人間が共存する大きな発見などへの期待がかかる。
阪神大震災時の図書館閉鎖がオリジナルを磨く修業に
浅田 秀樹(弘前大学/一般相対性理論)
教科書で学んだ知識と想像力の総動員が未知なるものを解明
粟木 久光(愛媛大学/X線天文学)
数学を学びたい人のために~“好き”が一番
飯高 茂(学習院大学/代数幾何)
ダーウィンが見たことを琉球で見、役立てる
伊澤 雅子(琉球大学/動物生態学)
宮城県沖地震の体験~最悪を避ける行動が習慣化
板谷 徹丸(岡山理科大学/地質学)
最先端の研究では全ての科目がつながっている
巌佐 庸(九州大学/数理生物学)
見守りたい三陸の生態系。海や生物を知る若い力を求む
浦野 明央(北海道大学/比較内分泌学)
生命体のしくみを学んで循環型社会の確立を
大木 理(大阪府立大学/植物病理学)
科学の知識は皆に必要~社会のために勉強を
岡村 浩(工学院大学/物理学)
災害が発展させるべき学問がある~より大きな幸福のために
小倉 幸雄(佐賀大学/確率論)
私はあきらめなかった~世界初の銀河系3次元地図を作る
面高 俊宏(鹿児島大学/天文学)
物理学で「違ったものの見方の驚き」を味わおう!
金子 敏明(岡山理科大学/原子物理学)
一生やれる好きなことを探そう、それは遊びの中にも?
熊谷 英彦(石川県立大学/応用微生物学)
天を恨んでも仕方ない~開拓者としての人
佐藤 文隆(甲南大学/理論物理学)
研究と社会をつなぐ架け橋になろう!~「誰もがわかる成果」をめざして
澤田 結基(福山市立大学/雪氷学、地形学)
自分はなぜここにいるのか~天文学からの答え
柴田 一成(京都大学/天文学)
農林水産業がなかったら、食べ物は無くなる!
柴山 善一郎(高知大学/(小面積の)私有林の経営)
これから日本はどのように変わればよいのか
高木 隆司(神戸芸術工科大学/流体力学)
高校で砂丘植物に没頭。人の幸せのための研究へ
高橋 正征(東京大学/生態学)
人間は実は学問好きな動物~危機を乗り越えるために
田中 実(日本獣医生命科学大学/行動の分子生物学)
この超巨大災害から始まる学問の進歩に参加してみないか
田村 俊和(立正大学/地形学)
方丈記への共感がカオス研究、脳への興味に
津田 一郎(北海道大学/数理科学)
大地という舞台の仕組みを探る~地形と人間の関わりを求めて
豊島 正幸(岩手県立大学/自然地理学)
昆虫の脱皮・変態からバイオミネラリゼーションへ
長澤 寛道(東京大学/生物有機化学)
いざとなればゼロからすべてを作り上げるのが本物の「専門家」
根上 生也(横浜国立大学/数学、位相幾何学的グラフ理論)
学ぶことで今までとは違う自分が発見できる
原 哲也(京都産業大学/宇宙物理学)
走り続けること~気がつけば新しい世界に〜
堀越 正美(東京大学/分子生物学)
中学高校の勉強は、生涯学習の基礎
前原 和寿(元 東京工芸大学/数学)
宇宙に生命体はいるのか、解決まであと一息!
観山 正見(国立天文台/理論天文学)
技術と科学~自然からのいいとこ取りを監視
本川 達雄(東京工業大学/生物学)
一歩一歩、それでも夢は実現する~地球外生命探査の挑戦
山岸 明彦(東京薬科大学/生物学)
生命から社会へ、と学び知った!生きることの喜び
山登 一郎(東京理科大学/生物物理学)
科学的理論にとらわれず、ひたすら観察。そこに発見がある
和田 恵次(奈良女子大学/動物生態学)
真実を追い求める気持ちは、社会のエネルギーになる
渡辺 治(東京工業大学/計算の理論)
学んだ知識・経験は、何があっても消えない財産
渡辺 雄一郎(東京大学/植物環境応答学)
交通・通信手段の発達で、世界の国々はとても近い存在になった。でも豊かな国がある一方で、貧困・飢餓があり、民族対立もなくならない。エネルギー資源は限られているし、環境問題も深刻だ。地球を維持するために必要な技術・考え方を探る先生たち
だからEUは直ちに日本救援に動いた~学問と実務の相乗効果
植田 隆子(国際基督教大学/国際関係論、欧州研究)
それでも科学技術が100年後の社会を必ず幸せにするために
沖 大幹(東京大学/水文学)
今はまだ自分の将来が見えなくても悲観しなくていい
金谷 健(滋賀県立大学/廃棄物管理論)
文理両道は世界の常識。自分をどちらかに決めつけないで
川島 博之(東京大学/環境経済学)
人間の安全を保障しない国際平和の矛盾をあばく~国際関係論とは
吉川 元(上智大学/国際関係論、国際安全保障論)
震災で韓国との近さを実感~朝鮮半島の国際地域研究
木宮 正史(東京大学/国際政治学、比較政治学)
Learn to Live and Live to Learn~人間の尊厳性実現
郡嶌 孝(同志社大学/環境経済学)
自分で調べる力を!~マスコミは一面しか伝えない
島本 美保子(法政大学/環境経済学)
日本の復興=発展のパートナー、アジアを探求する
内藤 耕(東海大学/アジア研究)
内向き!?もったいない。世界に出てこそ人生も拓かれる
中嶋 嶺雄(国際教養大学/国際関係論、現代中国学)
かんがい技術は8億人を飢餓から救う~世界に目を向けて
中村 良太(中村・水と農研究所/農学、生命科学)
世界とつながる力は、知識ではなく「自分の言葉」
袴田 茂樹(青山学院大学/現代ロシア論)
自分の好きなことを真剣に、自然と共生して、人々を幸せに!
羽場 久美子(青山学院大学/国際政治、国際関係論)
身近からわき出る「はてな?」を解決するのが学問
原 彬久(東京国際大学/国際政治学)
「グローバル化」に向き合うために~他国の歴史・文化を知ろう
廣岡 正久(京都産業大学/政治文化論)
明日を切り開くために~危機にあっても自分を磨け
細田 衛士(慶應義塾大学/環境経済学)
廃棄物問題と40年。復興は「災害に対応できる町づくり」への道
松藤 康司(福岡大学/廃棄物工学)
街は必ずもっとすばらしく再生する~神戸復興に携わって
盛岡 通(関西大学/環境工学)
「人間の安全保障」こそ重要と痛感!
山影 進(東京大学/国際関係理論)
震災という変化の体験からこそ、新しい歴史学が生まれる
渡邉 昭夫(東京大学/国際政治学、日本外交論)