ビジネスを究め伝え、働く人を笑顔に

志村 勉   山形大学 工学部 システム創成工学科
技術経営学 /研究領域:ビジネスモデル、マーケティング戦略 ]

私は大学を卒業して、しばらくは橋の設計やデザインをする仕事に就いていました。寝食を忘れるとはこういうことか、とても充実した日々でした。有名な橋ではレインボーブリッジや横浜ベイブリッジの設計に関わることもでき、大小30以上の橋を世に残すことができました。高校生の頃から抱いていた、「夢」の実現。そう感じたのは30歳を過ぎた頃。そのとき、私は確信したことがあります。目標を定め、達成するための計画を練り、あきらめずに熱い気持ちで歩んでいれば、夢は必ずかなう、ということ。

そして一つの夢がかなった私は、次なる夢を描き始めました。それは、ビジネスを極めること。なぜ、そう考えたのか?

実は、私が高校受験を控えた中学生の頃、父親の会社が倒産しました。参考書や問題集も買えないほど、経済的に苦しかったことを覚えています。ビジネスは働く人やその家族の生活に大きな影響を与えるもの。私はそれを究(きわ)めて自分や家族を守りたい。言ってみれば、ビジネスへのリベンジと言いますか、親の敵討(かたきうち)です。

第一歩として、勤めていた会社で経営的な業務に就きました。社長を支援しながら、どうすれば会社の収入を増やすことができるのか?毎日毎日考えていました。そして、いろいろなことがわかりました。収入を増やすには仕組みや仕掛けがあるということ。それならば、もっと深く知りたいし、多くの会社に貢献したい。さらに、資源の少ない我が国は、ビジネスでしか収入を得られないのですから、日本のためにも自分のできることで貢献したいと考えるようになり、大学教授になりました。5年前のことです。

現在、30年以上の歴史がある会社の7割以上が、とても厳しい経営状況にあります。多くの方々が経済的にも精神的にも辛い日々を送っていると思います。一人でも多くの方々が笑顔になれるよう、収入を増やすための仕組み「収益システム」に関する研究を深め、ビジネスを究めたいと思います。

先生への感想・質問がある場合はこちら
下記山形大学広報室のアドレスあてに、先生の名前を明記してお送りください。
※◎を@に変更してメールをお送りください。

koukoho◎jm.kj.yamagata-u.ac.jp

本人写真

しむら・つとむ/1959年東京都生まれ。
会社の売上高や利益を高める仕組みと、産業や会社を支援する手法を研究しています。起業や会社経営の経験を生かし、新しい理論を創り出す。一人でも多くの人が、仕事で笑顔になれることを目指して。これまでの研究成果を生かして、震災でダメージを受けた会社や地域が、震災前より強くなれるように支援したいと思います。

被災された生徒・先生方へ

震災で被害を受けられた皆さんには、心よりお見舞い申し上げます。この試練は、あまりに大きいと思います。自分達だけで乗り越えようとせず、同じ東北にいる私たちを是非頼ってください。東北は一つのチームです!

本サイトは、経済産業省のキャリア教育事業の一環で作成した「わくわくキャッチ!」の独自コーナーとして、河合塾が作成し、運営しています。
Copyright(c)2011 Wakuwaku-catch.All Rights Reserved.
河合塾河合塾