大人になる前の今こそ、将来への夢を語ろう!

「君たちの目は輝いているか」「将来の夢を持っているか」
若者が輝いている国の未来は明るいとよく言われますが、君たちは輝いていますか。「将来に夢や目的を持ち、それを実現するために今を頑張る」、このことを実現している若者もけっして少なくはないと思いますが、「夢も持たず、頑張らず、何となく過ごしている」人も結構多いのでは、と感じています。今の世の中、それでも充分生きて行けるのでしょうが、それで本当に良いのですか。

若者は、将来に思いを巡(めぐ)らせ、夢を語って欲しいのです。「それは、いつ？」今、このときではないでしょうか。「もう少ししてからでいいや」では遅いのです。大人になったときに、「自分に何ができるのか？」を考えたのでは遅過ぎるのです。それまでに自分自身を研(みが)いておかないと「できるものがない」なんてことになってしまうかも知れません。また、やりたいことがあっても、それをやれるだけの能力が身についていないということもあり得るのです。

そうなる前に、今から、自分の夢や将来何をしたいのか、あるいは、何をすべきか、を考えてください。やりたいこと、すべきことを実現するためには、今、この瞬間に何をしておかなければならないのかを考えてください。やりたいこと、すべきことが今すぐに見つからないのならば、仮にでもかまいませんので、何か目標を決めてください。目標を持つことが大事なのです。目標があることにより、学問への習得意欲がわき、勉学の効率が向上します。目標もなく勉強することは、結構つらいことではないでしょうか。目標が途中で変わってしまっても、それはそれでかまわないと思います。また、目標自体を探すことも自分研(みが)きのひとつではないかと思います。

将来、何をしたいのか、人として何をすべきか、をいつも心に留めながら、そして、そのためには、今、何をすべきかを考えながら生きてゆくことが大切なのではないのでしょうか。