『はたらく人のやりがい・みちのりBOOK』を基本教材としつつ、本サイトは自分の職業志向への「気づき」を促すなど様々な利用方法ができます。やりがい、みちのり、その他職業・進路情報のページや様々な仕掛けを有効に使っていただくために、各ページのねらいと使い方を説明しました。
中学生が仕事を知り、興味を持ってもらうきっかけとして、社会の中で持つ目的や役割から、仕事を「人の命を守る」「環境・エネルギー問題に取り組む」「夢にちかづく」「未来の技術をうみだす」「生活をゆたかにする」「社会を支える」の6つに分けました。
中学生にも身近で魅力的な商品・製品・サービスに関する業務や開発プロジェクトに関わった20代から40代の人にインタビューをしています。
機械・情報・バイオ・流通・金融等の幅広い業種・業界から、
・アイデアを出す(基礎研究、商品開発)
・作る(開発)
・売る(営業)
・売る方法を考える(マーケティング)
など多様な職種の方に話してもらいました。
各インタビュー記事では、それぞれの業種・業界のそれぞれの職種がどのような仕事を担うのかを説明しています。
その中でとりわけ、
・「どんなところにやりがいを感じるか」
・「この仕事につくまで、どんな経緯があったか(みちのり)」
に重点をおき、なるべく平易な言葉で語ってもらい、高校に入ってからの文理分けなど、将来の進路選択について考えるきっかけになることをねらいました。
- ※冊子・サイトの意図については、こちらをご覧ください。
- ※1つの会社の中にはいろいろな仕事があること、同じ職種(ex.「開発」)でも会社や業種・業界によって仕事の詳細は違うこと、個人の仕事(職種)は年齢や異動、開発の段階などによって変化することなどを説明してください。
- ※みちのりについては、この仕事につくまでの一般的なルートやモデルケースとして紹介しているわけではありません。仕事につくまでにはいろいろなきっかけや道のりがあるということを説明してください。
インタビュー記事を読んで、興味を持った記事をチェックしていくと、自分が仕事に対してどんな志向性を持っているかがわかってくるツールです。記事で紹介する人のそれぞれの仕事が持つ特徴、たとえば「今すぐ役に立つ」ものを作る仕事か、「新しい価値を生む」仕事か、あるいは「人とかかわる」ことが中心の仕事か、「モノを相手にする」仕事か等が加点される仕組みになっています。
生徒に「しごと傾向グラフ」を作らせて、グラフ右下の「しごと傾向グラフを印刷しよう」ボタンで印刷した後、グラフに表された自分の志向性を考え、どんな仕事に関心を持っているか振り返らせることができます。
- ※仕事の局面によっては、仕事の仕方が変わるもの(ex 1人でする仕事も、チームで協力し合う場面もある)もありますが、記事で取り上げた場面に近いもので分類しています。1つの仕事でも、多様な側面があることを説明してください。
資料のダウンロードはこちらPDF版
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