インタビュー1:オフィス用の家具の製品開発の仕事

インタビュー1 : オフィス用の家具の製品開発の仕事

今井 茜(イマイ アカネ)さんに聞く 株式会社内田洋行

IT技術を使った、新しい家具や空間作りをしています

どんなお仕事をしていますか?

デスクや収納など、オフィス用の家具を中心に製品開発やデザインをしています。IT技術を使って、「いつでも、どこでも、だれでも」利用できる心地よい空間を建築家やデザイナーの人たちと協力しながら作っています。たとえば、図書館。建物の設計は建築家の人がするのですが、図書の貸し出しなどを便利にする技術のことをあまり知らなかったりします。本に電子タグをつけて管理すると、貸し出し手続きが簡単になるだけでなく、どんな本がよく読まれているのか集計したり、本の情報を表示できたりと、とても便利なのですが、そうした技術とそれが入る建物を別々の人が作ると、便利さが発揮できないことがあります。そこで、建築家やインテリアデザイナーの人たちに、彼らが知らないIT技術を紹介して、それを利用するとこんなおもしろく、だれもが使いやすい空間作りができるよ、と提案し、家具や空間デザインをいっしょに研究開発しています。

大学などで勉強してきたことは、今につながっていますか。

私は大学・大学院で建築学を学んできました。今の仕事では、建築家の人にITのことを理解してもらう場面で、建築のこともITのことも両方知っている人が必要なのですが、今まで勉強してきた建築の知識や経験を活かして、建築とITをつなげることができるのではないかと思っています。

この仕事をしていて、うれしいことは何ですか?

自分のデザインした、デスクに置く収納や小物などが、実際に使われている様子を見たときに、すごくうれしかったですね。「売れた」ということだけではなくて、人がどんなふうに使っているかを見ると本当にうれしく、この仕事をしていてよかったと思います。

これからはどんな仕事をしたいですか。仕事での夢は何ですか?

建築とITを結びつけると、今までにない、デスクだとか収納とかでは言い表せないような、新しいモノや家具が必要になると思います。そういった物が何なのかを探りながら、幅広くデザインをしていきたいなと思っています。だれも作ったことのない領域で、あったらよいモノが、もっとあるのではないかなと思っています。

みちのり

中学生のワタシ

家のチラシや間取り図を見たり、絵をかいたり模型を作ったりするが好きで、美術の時間が何より好きでした。それを全部できる仕事は建築家かなあと、建築家になることを意識し始めました。

高校へ

まずは最低限の教養を身につけようと進学を決意しました。当時の趣味はアクセサリー作り。この趣味は今でも続いています。

大学から就職へ

建築家を夢見て、大学では建築学を勉強しました。しかし、自分が関心があることは、建築そのものよりも、建築物の中で人が活動することや、人がふれる家具などのモノなどではないかと思い始めました。最初から最後まで自分で考えて作るのが好きだったのですが、建築だとその一部分しかできないような気がしました。大学生の時、あるデザインの展示会で内田洋行のデザイナー作品を見たのですが、内田洋行ではこんな素敵なデザインができるんだとわかって、内田洋行にとても興味をもち、就職を決めました。

プロフィール

今井 茜さん

株式会社内田洋行 テクニカルデザインセンター

1981年生まれ。2年前くらいから、皮で小物を作ることにはまっています。手帳カバーとかアクセサリーとか。今つけているペンダントトップも自分で作りました。

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