あさのあつこさんと考える「仕事のやりがいって、何??」

あさのあつこさんと考える 仕事のやりがいって、何? ~5000人の働く人の声から~

世の中には、人の数だけ仕事があります。何千万という人が働いていれば、その中には幸福をかみしめている人もいるし、つらくてため息をついている人もいる。自分のために働くという人もいれば、世の中のためという人もいる。でも、みんな自分の仕事に誇りや楽しさや喜びを感じています。
働くことは、生きること。「将来どんな仕事を選ぶか」ということは、「どんな生き方をするか」につながるのです。
働いている人は何を感じたり、何を思ったりしているのでしょう。5000人の働く人に、アンケートをしました。働く人の声を聞いてみましょう。働くって、やりがいって、何だろう?

仕事って、人の役にたつもの

仕事って、いろいろなところで人の役に立っている。でも、人の役に立つということは、そのぶん責任も出てきます。「どうして、仕事すること、責任を負うことが楽しいんだろう?」と思うでしょう。でも、人から「ありがとう」と感謝されると、たいへんだったけどがんばってよかったって、思いませんか。それが励みになってまた今日もがんばったりできるのです。

仕事って、自分を支えるもの

仕事って自分も支えているんだなぁって思いました。単に「いい給料で生活が安定する」ということではなく、その仕事をすることで、自分が生きていてよかったと思う瞬間がいっぱいあるということ。充実感とか、自分がすごく満足できるときとかね。
働いてみたら、思っていた仕事と違ってガッカリという人もいるかもしれません。でも、「仕事をしていくうちに面白くなって、やりがいを見つけた」という人もけっこういるんです。働いているうちに「そんなつもりじゃなかった」仕事の中に、おもしろさや働いていてよかったと思う瞬間をいくつも見つけることがあるんです。それが生きがいってことなのかなって思います。

仕事って、夢を追いかけるもの

どんな仕事をしているかにかかわらず、「この仕事で世界を変える」「世界に自分の仕事を広めたい」そんな“夢”を語っている人が多い。「仕事」という世界は、大人が堂々と夢を語れる場所なんだなぁと思いました。自分のしたい仕事に就くことがゴールではなく、そこからがスタート。夢の実現に向かって仕事をする。何歳になっても夢を持ち続ける大人でいるというのは、すばらしいことだと思います

最後に皆さんへ

5000人の大人には、5000人の仕事のやりがいがあります。「経験したことないからわかんない」と思うかもしれません。もっともです。でも、知らない世界っておもしろくない?みすみすそっぽを向いて流されていくのは、惜しくない?

このサイトには、いろんな仕事をする人のやりがいや思いが載っています。何かひと言でも、あなたの心に残るといいなと思います。そして、いつか仕事に就くときに、その言葉が役に立ったり励みになったりしてくれることを願っています。

プロフィール あさの あつこ

1956年岡山県生まれ。1991年「ほたる館物語」でデビュー。「バッテリーⅠ~Ⅵ」「ラストイニング」「The MANZAI」「ガールズ・ブルー」などの小説や、中学生との対談や手紙をまとめた「チュウガクセイのキモチ」で、中学・高校生の姿をあざやかに描く。最近は歴史やミステリーにも活躍の場を広げ、幅広い年代の読者から愛されている。

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